床オナスタイルでも潰れない魅惑の膣道
腰の振り方で多彩に楽しめ汎用性も優秀
2015年に初代「床オナ式名器-亀頭摩擦天国-」をリリースしてからというもの、“床オナ”という特殊ジャンルにおいては、事実上の独占状態にあるピーチトイズ。
床オナニストの絶対数は決して多くはありませんが、マイノリティな人々の性癖に応えてくれる心強いメーカーとして、今も人気を博しています。
「床オナ式シリーズ」は、その後もさまざまなバリエーションを販売し、「床オナ式名器 -種付けプレス-」など一部のモデルは、ノーマル志向のユーザーからも良質な腰振りタイプとして支持されていました。
ところが…やがて初代が生産終了を迎えると、真性マニアたちから“原点回帰”を求める声が強くなり、それに応えるカタチで生まれたのが、前々作にあたる「床オナ式PAD18(ワンエイト)」なのです。
本作はそんな初代のDNAを色濃く受け継いだ、PADシリーズの3作目。キツキツに締まる“18(ワンエイト)”と、まったり吸い付く“19(ワンナイン)”の中間にあたる硬度バランスを採用し、カサ高のヒダが長~く絡み付く、魅惑的な内部構造を有しています。
三角ベースのような独特のフォルムは、穴の位置も一般的なオナホとはまるで違っており、ちゃんと勃起させて覆いかぶさるような格好で挿入しないと、なかなか上手くいきません。
しかし…その反面、正しい角度で入れると滑り台のようにニュルンと侵入でき、床オナならではの寝バックに近い体勢となる、とても珍しい仕様です。
そこそこ大きいわりにニオイは軽微ですが、長く触れていると油分がしっとり手に付きます。硬度はオナホ全体としてみると“やや硬め”に分類され、内部のヒダもプリプリと強めに弾ける感触です。
ただ、これは成人男性の体重をシッカリ支えるために必須の硬度であり、この弾性を備えているからこそ、本作はのしかかっても膣道が潰れることなく楽しめ、使い勝手にも優れるんですね~。
前述したように内壁は全体的にカサ高で、細かいV溝の刻まれたヒダが、幾重にも複雑に走っているのが特長。
いずれも素材にコシがあるので、V溝のゾリゾリ感はもちろん、タテにうねるヒダの絡み付きや裏スジを撫で上げる感触も刺激は強め。さらに深部では逆エッジが“返し”のように作用し、コリッとカリ首に引っ掛かります。
普段、床オナをしないスタッフにも、腰を左右に振ったときのタテヒダがペニスをペチペチ弾く感触は好評でしたし、グッグッと下方向へ圧を掛けるように動かす短かめのストロークも絶賛。
コンセプト通り、長いヒダが終始ペニスを擦るため、人によっては少々クドさを覚える可能性はあるものの、ノーマル志向のスタッフが床オナ体勢のまま普通にイケた点を考慮しても、多くのユーザーに適応する汎用性があるといえるでしょう。
感心したのはPADシリーズ3作とも、似ているようで別物なところ。すなわち、“18(ワンエイト)”や“19(ワンナイン)”を持っていても、本作は買う価値があり、その使用感はまるで別の女性とエッチしているよう。
吉岡里帆っぽいパケのキツネ娘は共通ですが、その快感性能はまったく異なるので、床オナ常習者なら全部揃えても損はしないはずです。
残念ながら、ニッチ狙いの特殊なオナホだけあってコスパこそよくありませんが、これからも“床オナ”ジャンルにおいて、ピーチトイズの一強支配がつづくことは、まず間違いないんじゃないでしょうか。