据え置きにも対応するツートンボディ
太ヒダの絡み付きをジックリ楽しもう
新参メーカー・ナチュラルハイが、ちょっと変わった2層式オナホールを発売。上下で異なるツートンカラーのボディは、下側が平らで床置き時の安定感に優れ、程よいサイズのため腰振りにも十分対応してくれます。
400g級の透明&床置きボディという仕様は、約13年前…2007年頃にトイズサカイから出ていた「いくまん」というオナホによく似ています。
古すぎるゆえ、昔のアダルトグッズを知らないユーザー層には一周回って新鮮に見えるのでしょうが、じつはフォルムもコンセプトも全然新しくないんですよねぇ…。
素材はひと昔前のベタベタとした質感。クリア層も皮脂やホコリですぐに曇りそうですし、オナホ臭もけっこう強いので、あまり快適とはいえません。
硬度に関しては、中庸~ややソフト程度。指で触ったくらいじゃ2層の違いをハッキリ感じられませんでしたが、挿入中は上側の透明素材ばかり膨らむため、もしかしたら上層の方が、わずかに柔らかいのかもしれません。
なだらかに上下する穴の内部は、太ヒダが渦巻くスパイラル構造。見た目は窮屈そうですが、素材が柔軟なせいかキツさはなく、それでいて粘り気があるので密着感は高め…という、ちょっと不思議なバランスです。
今どき珍しい貫通式ながら、後ろを軽く握るだけで穴を塞げますし、そうすることでより強い密着感を得られます。挿入長もたっぷりあるので、これはあくまでメンテのしやすさを考慮しての仕様でしょう。
快感刺激としては、全体的にクセのないマイルドなフィーリングです。ネットリとまとわり付く穴の中で、カサ高なヒダの束がゾ・ゾ・ゾと断続的に擦れる感触がメイン。
やや凡庸で刺激変化もないため、スローセックスのような単調さを感じるものの、付属するAV(QRコードで視聴可能)を観ながら、のんびり楽しむことを前提としているのなら、これはこれで正解のような気がしました。
投機化している業界の中、新参メーカーの手掛けたオナホにしては、まずまず合格レベルだと思います。13年前のモデルによく似ているのも、きっと偶然なのでしょう。
ただ…最大の特長である、上下2層構造のメリットがほとんど感じられなかったのと、快感刺激自体に「これは…!」という部分がなかったため、全体的に平凡で印象に残らないのが惜しいところ。
グラム単価は割安ですし、AV一本が特典に付くことを考えればコスパも悪くないので、このちょっと変わった仕様に心を動かされた方は、どうぞ気軽に試してみてくださいね。