おクチのナカからノド輪まで極上の締め付け!
存在感の増した舌舐め刺激も病みつき不可避
2014年3月にリリースされた初代「真実の口」から早6年…。ついにシリーズ第5弾となる“おクチフィギュア”が誕生! 今度は3作目にあたる「真実の口 ぺろりん」をベースにした、硬質ハードバージョンです。
このシリーズも手を変え品を変え、ちょこちょこと進化をくり返してきましたが、新作を出しても飽きられるコトなく、むしろ着実にブランド価値を高めてきているのが素晴らしいですね。
パケもボディ外観も同じ“ぺろりん”ベースですから、それほど新鮮味はありません。にも関わらず、よく見るとイラストは違いますし、上手いこと差別化させながら、ユーザーの妄想を程よくかき立ててくれる感じがナイス。こういうコンセプトづくりの巧みさもマジックアイズの得意芸でしょう。
素材が全体的に硬くなったことで、本作はアウターとインナーの差がやや曖昧になりました。おそらく、インナーの方がわずかに柔らかいのでしょうが、ほとんど同じくらい内外ともに高弾力。
ニオイ・ベタ付きも多少マシになったので、いつも油ギッシュなマジックアイズ製オナホにしては、まずまずの快適度をキープしています。
ノド輪を含めた内部構造も基本的には変わっていませんが、やはり硬質化したことによるフィーリングの変化は顕著。とくに生体的粘膜感の濃かった口腔内においては、ザラザラとした断続的な摩擦感と、ブリッとした反発感が強まり、少しばかり人工的になった気がします。
ウリになっているノド輪締めは、コリッとした感触がカリ周辺を刺激してくるものの、それと同レベルの快感が、穏やかに締まる口腔内全体からつねに受けられるため、取り立てて強烈な存在になっていません。
もちろん、ハード版というだけあって、総合的な快感値は間違いなく底上げされているのですが、何というか…起伏が少なくて、目立ったポイントを挙げにくい、とてもレビュアー泣かせな性質に仕上がっているのです。
ただ、そんな中でも唯一、大きな変化を感じられたのは舌パーツ。前作は柔らかすぎて、動かしても微小な存在がチロチロと裏スジを撫でる程度でしたが、本作の舌はコリッと頼もしく、存在感たっぷり。
本体を握って上手くコントロールすれば、亀頭から乳首までピンポイントを押し上げるようにして、レロレロと舐めさせることもでき、こうした舐められプレイの利便性という面でも、大きく進歩しているといえるでしょう。
本作のプレイスタイルは、フェラ系オナホという特性上、長いストロークで激しくシゴくわけでもないので、即ヌキにはあまり適していません。
スタンダードなところでは、グポグポと奏でる卑猥な唾液音を楽しみつつ、硬質化によって向上した“ムリヤリ感”で征服欲を満たしながら、口腔内を犯す感触をネットリ味わうのがオススメ。
“ノーマルぺろりん”との性能差もほとんどないので、ゴリゴリの硬めが好きなら本作。抑揚のあるリアルな粘膜感が好きなら“ノーマル”と、ペニスフィーリングで適宜使い分けるのが正解かと思います。