膣内挿入の可視化を実現した発想がユニーク
粘膜イラストと動画でバーチャル感アップ!
DREAMEDGE(ドリームエッジ)から「オナビティ」以来となる、久しぶりのカップ型オナホールが到着。インナーホールはもちろん、外殻ケースに至るまで透明な、ありそうでなかった“スケスケ丸見えカップ”です。
ラブホの鏡で自分のセックスしている姿を見ると興奮してくるのと同じように、透明オナホにペニスが挿入されている様子を見ると、なぜかハァハァが加速しますよね。
「モォ~娘」や「Aura(アウラ)」、「童顔新米教師ひなせんせい。」など、少し前に透明素材のハンディオナホが流行ったのは、まさにそうした欲情プラス効果がウケたせいでもあります。
本作はそんな“膣内挿入の可視化”をコンセプトにした目新しいモデル。あえてカップ型にしたのは、直接触れられないハードケースの方が、より高い客観性を得られるからでしょう。
透明ケースに巻かれたフィルムには、エロマンガでよく表現される膣内イラストが描かれていて、挿入するとまるで自分のペニスが入っているようなバーチャル感を覚えます。
さらに印刷されているQRコードを読み込むと、このMAIちゃんという女の子キャラとエッチしているような動画が閲覧でき、より一層インタラクティブな2.5次元感覚が増してくるのも、おもしろいですね。
内部のクリアホールは伸縮性に乏しいプリプリな硬度バランスで、それゆえにニオイは控えめ。しかし、ぺっとりした吸着性の高い質感のため、油分が少ないわりに触れた時の不快指数は低くありません。
どストレートな穴の内壁はタテ筋が多め。ひとつひとつのカサが低いうえに間隔が大きく、空間自体も広いせいか、どうしてもガバガバな印象です。
その反面、挿入口付近だけはギッチギチに締まるのですが、バキュームを掛けてもインナー全体がペニスに密着するほどの吸い付きは生まれず、終始入口と内部のアンバランスさばかりが目立ちました。
一応、この入口の締め付けでシゴけば射精へは至れるものの、ピンク色の粘膜イラストに包まれているビジュアルと、実際に受容している快感刺激との落差が大きすぎて、どうにも盛り上がりに欠けるのが残念。
せめて、インナーの内部をもっと狭くするか、挿入口を緩くして全体との統一をはかるなどのバランス調整が成されていれば、これほどの違和感はなく、この画期的アイデアをもっと素直に楽しめたように思います。
着想自体はスゴくいいですし、くり返し使える仕様のためコスパも悪くありませんが、如何せんインナーの完成度が低いせいで、十分なパフォーマンスを発揮できていない、非常にもったいないオナホールです。
できれば、この弱点を克服した改良版を出して欲しいところですが、果たしてこのメーカーにそれだけの底力があるのか…期待して待ちましょう。