使いやすいリモコン仕様はアナルにもマッチ
過激に突きまくるシャフトに腰がガクガク…
ジャパントイズより到着した、「ネモシリーズ」の最新作。リモコンローターとしては、前作の「ネモ J」がほぼ最終形だと思っていましたが、本作は「ネモ G」をベースに、動作機構をアレンジしたモデルのようです。
そのアレンジ機構とは、なんと電磁ピストン。つい先週、「ウテルスノック」のレビューで国内メーカーが電磁ピストンをつくらない…と嘆いたばかりでしたが、ここにきてようやく光明が見えてきましたね~♪
ボディ造型は「ネモ G」とほとんど同じですが、クリ接触面のイボがなくなっていたり、反り返っていた挿入部がストレートになったりと、機構変更に応じた微妙な違いが見受けられます。
電源を入れると、ドコドコドコ…っと突き上げるような動作をはじめ、ボタンを押すたびに7種のパターンに変化。しかし、内外どちらも責められたWローター仕様の“G”とは異なり、本作にクリバイブはありませんでした。
その代わり、この電磁ピストンの存在感は、ただのローター振動とは比較にならないほど強烈で、重厚かつ揺さぶられるような衝撃が、カラダの芯にまでズーンと響いてきます。
もしこれを“羞恥プレイ”としてお散歩しながら使ったら、多くの女性は腰が砕けて、その場にヘタりこんでしまうかもしれません。
ただ…一方で、本作は機構的にボディがやたらと重く、実測値で174gもあります。「ネモ G」の公式重量が80gですから、その差は倍以上。
おまけにガシガシと激しく暴れて、パンツだけじゃ抑えつけるのが難しいため、屋外でコイツを落とさないように挿れておくには、何かしらの固定用サポーターが必要になるかと思いました。
ピンポイントを穿つようにノックする攻撃的な快感特性は、まさに電磁ピストン式ならではの力強さがあり、それ自体は非常に魅力的です。
しかし、これまで「ネモシリーズ」が目指していた、“身体にやさしくフィットする無線ローター”とはベクトルが真逆ですので、お外でスマートに羞恥プレイを楽しみたい人には、前作「ネモ J」の方がオススメ。
本作はリモコン仕様ではありますが、どちらかというと“ベッドで楽しむワイヤレスバイブ”という感じ。ウエイトの不利さもあって、あまり野外向きではないため、お部屋の中で遊ぶのに適しているのです。
そして…それを前提とするなら、アナルユースにも素晴らしくマッチし、コードレスや防水仕様、まずまず優秀な静音性などを鑑みても、利便性では「ウテルスノック」を確実に上回っているといえるでしょう。
パフォーマンスを考えれば価格も適正だと思えるので、手軽な電磁ピストン式ローターをお探しの方は、「ウテルスノック」とじっくり比較検討しながら、自分に合った方をチョイスしてください。