あたたかな生膣は無数のイボが擦れる桃源郷
標準以上の快感性能と圧倒的な利便性が見事
エンジョイトイズの“MEN’SMAXディスカバリーズ”からリリースされている、ハイテクなピストン式電動オナホールをご紹介しましょう。
本作が発売されたのは2020年5月と、もう一年近く経っています。しかし、商品レビューがなかったせいか、マシンの持つ魅力が十分に伝わらず、思ったほど販売数が伸びないままくすぶっていたため、“テコ入れ”の意味を込めて、今回レビュー付きでページを一新いたしました。
系統としては、すでに何度か登場している中華製オナホ「TRYFUN(トライファン)シリーズ」の最新モデルです。
このシリーズは「TRYFUN パーソナライゼーション エレクトリックホール」の頃からウォームアップ機能を必ず採用しているのが特長で、ピストン式である本作にも内部をあたためる機能が搭載されています。
ボディは1000ml牛乳パックとほぼ同じくらいの大きさ。電動ピストンの中では小型の部類に入り、それだけに取り回しやすいのが利点です。
フロントにタッチセンサー式の操作パネルを備え、大型ダイヤルでスピード調整もできるなど、洗練されたデザインと扱いやすいUI(ユーザーインターフェース)には、後発モデルならではの工夫が見られますね。
専用のインナーホールはニオイ・ベタ付きもほとんどなく、モチモチした心地いい硬度バランスです。底部には本体接続用のマグネットと加熱パネルが埋め込まれており、脱着方法も非常にスマート。
オナホ交換の簡単さに関しては、人気機種の「A10ピストンSA」や「ピストンヒートIR」を凌駕しており、改めてピストン市場の成熟度を感じました。
つぎにスイッチを入れて動作をチェック。ピストン機構はよくあるクランク方式で、ホールの入口が固定された状態のまま、内部でカップが伸縮するインピストン式を採用しています。
ストローク幅は実測で約4cm。そこそこ馬力はあるものの、モーターのトルク&パワーは「NLSピストン」などの2Gファイターには及ばない印象で、あまり力強さは感じられませんでした。
ところが…実際に挿入して動かしてみると、それほど非力さはなく、実用面に支障なし。むしろ、RENDS製品以外の電動ピストンで、ストレスなく普通に射精まで到達できたのには、ちょっと驚きました。
その理由はやはり、このソフトな素材特性とよく練られた内部構造でしょうね。本作のインナーホールは大粒のイボが密集していて、なかなか高刺激なのですが、一方でプルルンッとリズミカルにペニスを弾く感触が心地よく、このバランス調整がじつに見事。
摩擦抵抗の大きくなるヒダ加工が控えめなのも効いてますし、パワーに最適化された構造&動作によって、素材のタッチとガシガシ擦れる快感が絶妙な塩梅でミックスされている点も、ワンダホ~♪だと思いました。
ヒートテック機能は十分あたたまるまで時間が掛かるものの、適温になればほっこりした生膣感が気持ちよく、快感の底上げに貢献しています。
これで挙動と駆動音がもう少し抑えられたら、Vピスなどの上位機種に迫るパフォーマンスとして、かなり高く評価されたでしょう。
まとめると…数ある電動ピストンの中でも、総合力に秀でたマシンです。同クラスの機種と並べれば、快感性能は「A10ピストンBASIC」に譲りますが、利便性では負けていませんし、手軽にヌクにはもってこい。
あとは専用ホールの単品販売やバリエーションが増えてくれたら、さらに商品力が数段上がると思うので、今後の展開に期待しておきましょう。